予想外の展開

 

今日外出から帰ったら、母が話があるとのこと。

何事かと思ったら、父が脳のカテーテル手術の為に入院したいらしい。

わたしがいない間にふたりで話したみたいなんだけど、意見が合わずにケンカになったみたいです。

 

父が言うには、先日脳のMRI検査を受けた時に、「前回より若干血栓が大きくなっているけど(3ミリくらいだったのが3.5ミリくらいになっているらしい)、またしばらく様子をみて半年後くらいに検査しましょう。」と言われたみたい。

でも本人としては納得いかなくて、手術したいみたいなことを言ったら、「手首からカテーテルを入れて手術するか、脳にドリルで穴を開けて手術するかのどちらかの選択がある。」と言われたみたい。

カテーテル手術は簡単ですぐに終わるらしいので、今週末にまた予約を取って手術の日にちなどを決めてきたい。」というのが父の希望。

「先生は、次回はまた半年後って言っていたんだから、手術しなくてもいいんじゃない?」というのが母の意見。

「あなたはどう思う?」って聞かれたけど、正直、「また手術したいとか言ってる!」と思うだけで、「必要ないなら受けない欲しいな~。」と思ったので、正直な気持ちをそのまま伝えました。

そうは言っても今までも言い出したら聞かなかったから、話すだけ時間のムダだなとも思ったり。

 

その後も延々と同じ話を続け、話が全然おさまらないので、「そんなに具合が悪いなら、危ないからもう車に乗るのを辞めたら?」とぽろっと言ってしまった。

いつもならそこからまた父の怒りが爆発して結局みんなが根負けするという流れになるのに、父が「わかった!そうする!」と言ってその場でいつもお世話になっている車屋さんに電話を始めました。

「車はもう乗らないことにしたので、いろいろ手続きをお願いします。」と言って車の引取方法などについて話していました。

次の車検の約束までしていたのに、ものすごくビックリ!

電話を切った後も、イライラすることなく、なんだかスッキリした感じで、本当にビックリです。

 

あんなにごねていた手術の件も、「しばらく様子をみることにする。」と自分から言い出して、1時間前にはものすごく揉めて、全員が嫌な気分になっていたのに、本当に何が起きたのかと思うほどです。

 

父は今まで車の運転だけはどうしても続けたいと言っていたのにそれを手放し、母は文句をいいつつも恩恵を受けていた車の利便性を手放し、わたしは「お父さんにはどうせ何を言っても伝わらない」とあきらめていた想いを手放した1日でした。

 

家族それぞれにとって大きな手放しが起きたので、これから何が起こるか楽しみだなぁ~♪

ワクワクする気持ちでいっぱいです♪